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トークイベント「モテる写真!」2/12 @ナダール渋谷
マレビトスクールでまたまたトークイベントやります。
テーマはずばり「モテる写真!」
-撮影はナダール代表兼写真家の林和美さん。エロい…-

ここんとこまじめなブログが続いたので、今回はお笑いネタか?
いやいや、今回はある意味もっと大まじめ。

自分の写真がモテないと、お仕事もらえない。
作品モテないと、写真展でも大赤字。
なにより写真家自身がモテて何が悪い。

なんてったってバレンタインデー企画。
Barカキシマも下心丸見えなドリンク&チョコっとしたおつまみ用意します。
皆様、うわついた心でぜひご参加ください。
++++++++++++++++++
マレビトスクール バレンタインデー企画 「モテる写真!」
「写真」と「モテる」をつなげる参加型トークイベント


自分の写真を世の中でモテさせたい、そもそも写真を撮ってる自分がモテたい、こんな写真集を持っていたらモテそう、こんな写真が部屋に飾ってあった らモテそう、写真展に行くとモテるかも、、など、「写真」と「モテる」をつなげることで、さまざまなをご利益を創出できるのではないかという目論みのも と、参加型トークイベント「モテる写真!」を開催いたします。
マレビトスクールのメンバー3人、写真研究者の小林美香、ギャラリーNadar代表林和美、Photta- lot代表の柿島貴志が、「どうしたら写真が世の中でモテるのか」と試行錯誤しながら写真に関わって仕事をしてきた立場から、トークのモデレーターをつとめます。

小林美香 http://www.mikakobayashi.com/
柿島貴志 http://www.photta-lot.com/
林和美 http://kazumi-h.net/

参加者の方には、それぞれ自分が色気を感じる写真か写真集をお持ち頂き、その写真(集)のどこに、なぜ色気を感じるのかを、自由に語って頂きます。
持ち寄って頂いた写真を見ながら、写真の魅力を発見し、それぞれの見方、感じ方を共有する時間を持つことができれば、と考えています。

マレビトスクール代表 小林美香

開催日時:2010年2月12日 19:00-21:00
会場:Nadar Shibuya 355 150-0002 東京都渋谷区渋谷3-5-5 HAKKAビル2F
参加費:1000円
定員:15名(ご自身が色気を感じる写真、写真集をお持ち下さい。)
申し込み・お問い合せ先: mika@marebito-school.com
(参加人数/お名前/連絡先をご明記下さい。)


Barカキシマ バレンタインデー特別仕様の飲物と軽いおつまみをご用意します。

twitterのアカウントをお持ちの方は、ハッシュタグ #moterushashin でご自身が色気を感じる写真、写真集について呟いてください!
| カキシマ | 12:48 | comments(0) | trackbacks(1) |
オサム・ジェームス・中川展「BANTA」(後編)
前回につづき、オサム・ジェームス・中川展を観て思ったことを。

沖縄戦の悲劇を題材にした今回の『BANTA』のように、
戦争の悲惨さを伝える写真作品は今まで数多く発表されてきました。
そしてそのほとんどが、ドキュメンタリーやジャーナリズムという文脈、
いわゆるストレートフォトの形で発表されてきました。

-写真集『BANTA』(部分)-©osamu james nakagawa-

一方、BANTAに登場する絶壁は、実際に現地で撮影はされているものの、
その後、高度なデジタル加工、結合技術を用いて製作された、
言わば現実には存在しない崖。これは非常に特徴的なことです。

色々考えながら観ていると、ナカガワさんが挨拶に来てくれました。
アメリカ生活が長いナカガワさんとは、英語、日本語ちゃんぽんの会話に。

カキシマ:「通常ならこの歴史を理解するためストレートに撮りますよね。」
ナカガワさん:「But that's in the head!」(でもそれは頭の中でなんだよ!)

そう、今回の作品でナカガワさんは頭で『理解すること』より
身体全体で『経験すること』を重視したのですね。
その目的において最高の結果を得るためにたどり着いた手法が
たまたまデジタル合成だったということなのです。

作品について何の事前情報も持たずに作品の前に立った私が
目眩のような感覚と異様な空気を『経験』した事を考えると、
彼の試みは成功していると思います。

-写真集『BANTA』©osamu james nakagawa-

さて、デジタル加工写真を語る時、しばしば議論されるのが
「デジタル加工は、写真の 『あるがままを写す』 という特長をないがしろにする。」
というものです。
特に日本では、写真を加工することはもちろん、トリミングさえも
邪道とする見方が未だ根強く残っています。

しかし写真とは、あくまで撮影者が恣意的に選んだ対象を
これまた恣意的に選択したタイミングで、
かつその対象の一部を切り取って撮影する、いわば『編集行為の連続』ですから、
この主張はあまり説得力があるものではありません。

日本に『photography』が伝わったとき、その訳として『真実を写すもの=写真』
という言葉が与えられた影響は非常に大きかったといえます。
ちなみにphotographyを直訳すれば『光画』なんですけどね。

ストレートフォトは写真の基本であり、すばらしい魅力があります。
ただ、現代の写真表現は、もっと自由でも良いのではとも思うのです。
デジタル技術でも、他の技法でも、その作品表現において使う必然性があれば、
もっと自由に使ってよいのではないかと思います。

結果、その作品が写真と呼ばれなくなったとしてもね。

+++++++++++++++++++++
オサム・ジェームス・中川展
BANTA:沁みついた記憶


銀座ニコンサロン
1/20 (水)〜2/2 (火)
10:00〜19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休
| カキシマ | 23:30 | comments(2) | trackbacks(0) |
オサム・ジェームス・中川展「BANTA」(前編)
ヨコハマフォトフェスティバルでお会いした
オサム・ジェームス・ナカガワさんの個展を観にいってきました。
急に時間が空いたときにギャラリーに立ち寄ったので
作品のことを調べてなく、事前情報いっさいなし。

会場に入ると、ナカガワさんが写真評論家の方と歓談中だったので
縦長の作品の前に一人で立ちました。
とたんに、クラっと足下がおぼつかない感覚に。
-©osamu james nakagawa-

ものすごい重圧感で迫ってくる、ごつごつした断崖絶壁。

体勢を立て直して観ると、なんだか光源やパースに不思議な違和感…
どうやら普通の写真ではなく、デジタル合成で制作されているようです。
それはともかく、作品は美しい写真のですが、美しいという言葉を使ってはいけない雰囲気が
岩肌からにじみ出ています。

改めて入り口近くのステートメントを読むとその理由が分かりました。
このBANTA(バンタ)と呼ばれる断崖は、沖縄戦の末期、アメリカ軍に追いつめられた
住民が飛び降りて死んでいった崖だったのです。
この異様とも言える絶壁は、そういった歴史を抱えているのでした…。

ドキュメンタリーとは? 写真の「真を写す」とは? デジタル技術とアート表現とは?…
ナカガワさんのBANTA、現在写真にかかわる人たちにとって、
色んなヒントを与えてくれる作品です。

この話は長くなりそうなので、2部構成で書きたいと思います。
皆さんも是非、作品を『経験』してみてください。

+++++++++++++++++++++
オサム・ジェームス・中川展
BANTA:沁みついた記憶


銀座ニコンサロン
1/20 (水)〜2/2 (火)
10:00〜19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休
| カキシマ | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
東京都写真美術館オリジナルスタンプ!
今回は商品企画のお仕事報告です。
東京恵比寿にある東京都写真美術館のオリジナルグッズとして
フォトスタンプをプロデュースしました。
-台木はメープル。美しいです。税込み525円は安いとおもうなあ。-

色んなカメラを手にした人たちのイラストを書いてくれたのは
昨年オガワカフェで個展を開催した『カモメデザイン』さん。
スタンプを製造してくれたのは、スタンプ好きには超有名な『こどものかお』社です。
-吹出しにコメントを入れて楽しんでくださいな。-

何度もデザイン修正し、スタンプも試作版からさらに改良を加えるなど、
手間を惜しまず制作した自信作です。

尾黒久美さんの作品集『NOISE』も扱ってもらっているミュージアムショップ
ナディッフ・バイテン』にて、1/15より販売を開始しました。
売れ行き好調みたいです。
-渋〜い什器に入ってます-

恵比寿土産におひとついかがでしょ?
みなさんどうぞごひいきに。

>>写真美術館からのお知らせ
| カキシマ | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
ポートフォリオレビュー
ヨコハマフォトフェスティバルのイベント、ポートフォリオレビューに
レビュアーとして参加してきました。

会場入りは15時。
小林美香さんと合流。
受付を済ませて、まずは私を指名してくれた3人の作家の元へ。
-軽々しく見る事のできない力作がズラリ-

RITA Alessさんの作品は、一見、鈴木全太さんのようなパノラマ写真かと思いましたが、
目の前の道と、そこを通りすぎ、振り返って撮った写真をつなげている作品。
作品の画像がないので、言葉だけでは表現しきれないのですが、
時間と空間のひずみ加減が絶妙で、強く惹かれました。

次にTsukasa Nishimuraさんのブースへ。
写真を使ったインスタレーションで、「侘び寂び」をテーマに制作している方でした。
ロンドンで写真を学び、今もロンドン在住。
日本人である事、海外にいる事、どちらにも否定も依存もしないで制作するのは
苦しいけど、正しいやり方などと話し合いました。

3人目は岡野信吾さん(webはないみたい)
セルフポートレートのポートフォリオを拝見しました。
自身の病気をきっかけに、自分と世界の関係性を確認することが
制作における強いモチベーションとなっている作品でした。
しかし自己完結、間違えば自己満足では終わらない、
他者を巻き込む強さのあるイメージがそこにありました。

と、ご指名頂いた3人の作品を見るだけで、軽く一時間オーバー。
この時点で参加者52人すべての作品を見る事は諦めました。
そりゃ、一人当たり数分でまわれば可能ですが、
そんなデパートの試食じゃあるまいし、できませぬ。
でも、お話できなかった写真家の方、ごめんなさいね。

結局、終了の19時までほぼノンストップでレビューさせて頂きました。
感想として、参加者のレベルが予想より相当高かったです。
皆さん真剣にポートフォリオ作ってきたなあと。

当然見させていただく側も力が入りますよ。
小林さんも体調悪い中、踏ん張ってレビューしてました。
私も帰りの電車で爆睡、地元の駅を寝過ごす始末。

でもほんと、力のある作品を沢山見れて良い経験になりました。
写真家のみなさん、おつかれさま。明日もがんばってください。
| カキシマ | 02:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

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