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まさに家宝。新井卓さんのダゲレオタイプ
今日は友人の写真家、新井卓さんに、ダゲレオタイプで
カキシマ家のポートレートを撮影してもらいました。

アシスタントのミヤギくんと一緒にまずテントの設営。
団地に突如出現したテントに、「なんか出し物やるの?」と、ご近所さん。
-流石オシャレな新井さん。テントもカッコいい。-

そのまま撮ると紫外線の影響で顔が黒くなるという事で、
カキシマも日焼け止めとファンデーションでメイクアップ(笑)

銀のプレート仕込み作業(写真撮り忘れ…)をした後、
先日決めておいた場所で撮影。
露光時間は30秒。動かないように気をつけて。
-カメラは4x5で-

で、これからがテント内作業。
水銀を熱して蒸発させ、先ほど撮影した銀板に蒸着させます。
これが現像作業にあたるのかな?
-真ん中に反射してるのが水銀-

-団地内の黒テントでこの作業。怪しすぎw-

この後室内で画像の定着作業。
この段階で像が見えてきますが、こするとすぐに消えてしまうほど脆いので
金が入ってる高価な液体(名前忘れた…)でコーティング作業です。
この段階で若干コントラストも上がり、像がくっきり!
-電熱器の上でバットごと熱しながらの作業-

水洗後、ドライヤーで乾かして、これも新井さんの特注の木箱に入れて完成!
-美しい!-

なんでしょう、このお宝感!
写真は今まで何万枚も見て来たはずなのに、このダゲレオタイプは
他の写真とは何かが違います。

もちろん、昨今のデジタル画像との『モノの違い』は明らかですが、
それ以外に、写真を撮るという『コトの違い』を感じさせてくれます。

撮影場所や服装などを、写り具合を考慮して吟味し、
30秒という長時間の露光にも、動かないようにカメラを見つめ、
その後色々なプロセスを経て得る事が出来るダゲレオタイプの写真は
『とりあえずシャッターを切ってみる』という現代の写真行為とは
根本的に異なるのです。

かつて写真が『家宝』であったことが、充分理解出来ます。
丁寧に保管すれば、かるーく150年は持つダゲレオタイプ写真。
名実共にカキシマ家の家宝に認定です。







| カキシマ | 23:46 | - | trackbacks(0) |
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