Entry: main  << >>
オサム・ジェームス・中川展「BANTA」(前編)
ヨコハマフォトフェスティバルでお会いした
オサム・ジェームス・ナカガワさんの個展を観にいってきました。
急に時間が空いたときにギャラリーに立ち寄ったので
作品のことを調べてなく、事前情報いっさいなし。

会場に入ると、ナカガワさんが写真評論家の方と歓談中だったので
縦長の作品の前に一人で立ちました。
とたんに、クラっと足下がおぼつかない感覚に。
-©osamu james nakagawa-

ものすごい重圧感で迫ってくる、ごつごつした断崖絶壁。

体勢を立て直して観ると、なんだか光源やパースに不思議な違和感…
どうやら普通の写真ではなく、デジタル合成で制作されているようです。
それはともかく、作品は美しい写真のですが、美しいという言葉を使ってはいけない雰囲気が
岩肌からにじみ出ています。

改めて入り口近くのステートメントを読むとその理由が分かりました。
このBANTA(バンタ)と呼ばれる断崖は、沖縄戦の末期、アメリカ軍に追いつめられた
住民が飛び降りて死んでいった崖だったのです。
この異様とも言える絶壁は、そういった歴史を抱えているのでした…。

ドキュメンタリーとは? 写真の「真を写す」とは? デジタル技術とアート表現とは?…
ナカガワさんのBANTA、現在写真にかかわる人たちにとって、
色んなヒントを与えてくれる作品です。

この話は長くなりそうなので、2部構成で書きたいと思います。
皆さんも是非、作品を『経験』してみてください。

+++++++++++++++++++++
オサム・ジェームス・中川展
BANTA:沁みついた記憶


銀座ニコンサロン
1/20 (水)〜2/2 (火)
10:00〜19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休
| カキシマ | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
Comment








Trackback

Calendar

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< September 2010 >>

Profile

Search

Entry

Comment

Trackback

Archives

Category

Link

Feed

TAB button <